【2020年3月21日 (土) 】
ハロー!
midori* (@tm_midori) です! ٩( ᐛ )و
今日は大学生時代の頃の後輩と二人でご飯を食べにいきました。
駅近なスペイン料理のお店で、チェーン店らしいのですが、その後輩がヨーロッパに留学をしに行っていたので、「ここにするかぁ」って感じでそのお店に入りました。
スペイン料理っていうとやっぱりまず頭に浮かぶのって「パエリア」とかじゃないですか?
でも僕はそのお店で色々種類のあったパエリアを注文しませんでしたし、まずそもそもパエリアをこれまでにほとんど食べたことがありません。
だって、食べにくいんだもん。(真顔)
大学生時代、僕は陸上部に所属していました。
その後輩は3つ下の後輩なのですが、学部、学科が同じだったということもあり、学生時代からよく話はする間柄でした。
「陸上がやりたい!」「陸上を続けたい!」
このような強い想いもあり、自分と向き合う時間、社会に出るまでの時間を少しでも先延ばしにするため、留学することによって語学力や陸上の知識、日本の外の世界にふれる機会を得ました。
お酒も入り、ふわふわ気分になってきたところで、彼がおもむろに話し出します。
「僕、実はHSPなんですよねぇ…」
僕はいったい何のことかわからず、「???」でした。
なにそれ、HSP?
ハイパー・スペシャル・パーフェクト?
大丈夫か、我が後輩。
(お前が大丈夫か!!!)
話をよくよく聞いてみると、
“Highly Sensitive Person; HSP (鋭敏な感受性のある人間) “
という意味なのだそうです。
感受性や共感力が強いあまり、周囲に気を遣いすぎたり、相手の感情が自分の心の中に流れ込んできたりすることで、気疲れを感じてしまうような人のことです。
「これは先天的なもので…」
「日本人の5人に1人がこれらしくて…」
いや、「先天的」とかって言われたら身構えるでしょ、普通。
発達段階で難を抱えているとかさぁ…。
HSPである人の特徴についての項目をいくつか見せてもらいました。
- 大きな音や雑然とした光景のような強い刺激が不快で、わずらわしいと感じる
- 忙しい日々が続くと、暗い部屋やベッドなどのプライバシーが得られる場所に逃げ込みたくなる
- 他人の気分に左右される
- 短時間しなければならないことが多いと、気が動転してしまう(オロオロするなど)
- 生活や環境に変化があると混乱する
- 子どものころ、親や教師から「内気だ」や「敏感だ」と、見られていた
- 美術や音楽、芸術に深く感動する
- 繊細な香りや味、音や音楽が好き
- 一度にたくさんのことを頼まれるとイライラする
- ビクッとしやすい
(引用: 『HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?~正しい知識で理解する大切さ~』, 新宿ストレスクリニックHP)
少し調べてみましたが、確かにこれはその人の「気質」の問題であり、先天的、なおらないもののようですが、決して悪いものではありません。
その項目の説明をよく読んでみると、
「いや、ワイ、絶対これやん。」
って合点がいきました。(笑)
これまで僕がずっと記事にしてきた内容がそのまま書いてあるなと節々で思いました。
~ HSPの人が向いている職業 ~
「芸術家」
「エスニック雑貨などの物販など」
「フリーランス」
~ 働きづらさを感じる ~
「監視をされているとミスを連発する」
「息詰まる慌ただしい環境は合わない」
「一人で黙々と仕事がしたい」
いや、完全にワイのことやん。
ただ、そう感じると同時に、多くの人が当てはまるごくごく一般的な内容のようにも感じられたので、ほんとに重く考える必要もないなとも思いました。
でも、僕のような気質に、心理学上でそうした名前がついているということを知り、とても新鮮でしたし、自分がこれまで感じてきたこと、窮屈に感じていたことなどが、ほぼすべて納得のいくような想いです。
自分だけじゃなかったんだという安堵。
自分自身が向き合うべき自分が、少し形として見えるようになった気がします。
自分がどのような人に向けて発信していけばよいのか、また一つ勉強になりました。
もう少しこれについてしっかりと知識をつけてから、改めてこのHSPについて記事にしていければと考えています。
ちなみに、自分がこのHSPなのかどうかは気軽に自分で診断することができます。
48項目ある質問に直観的に答えるだけです。
正直結構な割合でHSPだと結果が出てしまうような気もします。
このほかにも診断方法はあるようですが、それはまた追々…
【参考リンク】
●『HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?~正しい知識で理解する大切さ~』, 新宿ストレスクリニックHP: