メンタルケア

空模様に心を委ねて

【5,275文字】

ども!

midori* (@tm_midori) です! ٩( ᐛ )و

 

 

最近ほんとに深刻な状況になってきましたね…

実際、非正規で働いていた方々は路頭に迷ってしまっている方も多いのではないでしょうか。

メディアで毎日報道されているのは、

「感染者数」や、「首相のフットワークの遅さ」についてばかりです。

ほんとにこの社会に僕はほとほと嫌気がさしてきましたよ。ƪ(˘⌣˘)ʃ笑

 

暗いニュースばかりで、見えない敵に疑心暗鬼になる人々。

まさに「地獄絵図」とはこのことです。

嘆きや悲痛の叫びが渦巻き、お互いにお互いの生き方に対して過剰に反応し合う世の中です。

そもそも自然災害の中、なぜお互いに支え合うことができないのでしょうか。

もちろんメディアでは取り上げられない世界で、お互いを支え合い、この「嵐」が過ぎ去るのをまだかまだかとひっそりと息を潜ませながら必死に生きながらえている方々もいます。

僕にも「ぱにゃの箱庭」コミュニティの方々や、Twitterで優しい言葉をかけてくださる方々がいます。

もし僕が「あの時」、ぱにゃさんに「決意」をお伝えしていなければ、僕はあのまま孤独の世界の中で、信じられるものも見つからないまま、同じように誰かに心無い言葉をぶつけていたのかもしれません。

この場をお借りして、「励ましの言葉」をいただいた方々に、感謝の気持ちを段ボールに入れて郵送させていただきますね!٩( ᐛ )و笑

たまには物販プレイヤーらしいこともやってみようかと思うのです。(笑)

 

物販プレイヤーとして、「感謝の玉手箱」のお届け物です。(笑)

どなたも最近特によくTwitter上で関わらせていただいている、僕に元気を分けていただいている相互フォローの方々です。

こんな僕みたいなヤツを相手にしてくれていつもありがとう!

 

こんなミジンコみたいな僕なのにね!ƪ(˘⌣˘)ʃ笑

 

さて!今回はこんなどんよりとした現状だからこそ、心を平穏に保つための術についてお話していきます。

このお話はとある方のお話なのです。

 

●ある日…

 

天気は晴れ。

朝起きてまずすることは、コーヒーメイカーでコーヒーを入れている間、ベランダに出て新鮮な空気を肺にため込むことだ。

眠っている間に肺に溜まった淀んだ空気を吐き出し、新鮮な空気と入れ替える。

こうして「いつもの一日」は始まるのだ。

朝ごはんは食べようか…

迷った挙句、コーンフレークに牛乳をかける。

サクサクと歯ごたえのある食感に、それを食べたことへの充足感と達成感を少しばかり感じる。

 

仕事は毎日アクシデント続きでいつもハラハラする。

 

「今日は出勤したら、アレとコレを並行してやって、滞っていた仕事を一気に片付けよう」

 

そんなことを考えながら、黒い小さな車に乗り込んだ。

 

もちろん仕事なのだから、上手くいくことばかりではない。

 

「え、○○やってなかったの!?」

「すみません…!」

「前に言ったよね!?」

「はい…」

 

どこの会社でもこうしたミスはあるものだろう。

 

「やっちまったなぁ…」

 

泣きそうになりながらも、必死に平静を装う。

毎日出会う、たくさんの人の前でそうした泣き顔をみせるわけにはいかないし、もちろん弱音を仕事中に吐くなんて、非効率的非生産的だからだ。

 

「でも、今日は最初に予定していた仕事は一気に終わらせられた!」

「今日もたくさんの人を笑顔にできた!」

「今日も新しいことができるようになったし、知らなかったことを知ることができた!」

 

最後はこうして喜びを手に握りしめながら、明かりのついていない、誰もいない部屋へと帰っていくのだった。

 

●次の日…

 

天気は曇り。

雨は降っていないが、朝から外はどんよりと沈んでいる。

今日も「いつものやつ」を繰り返し、小さい車を走らせる。

 

「今日は雨が降りそうだ…」

 

そんなことを考えながらも、出勤ボタンを押した。

 

今日はいつもより仕事をゆっくりとこなしてみる。

仕事は速いに越したことはないが、たまには目の前のことを違った角度から見ることも必要なのではないか。

任されていた仕事は、「人員確保」

正社員で回せるところは人件費を削減し、どうしても手が回らないところには非正規雇用の人員を配置しなければならない。

しかし、最近は非正規雇用の生き方も徐々に社会的に認められ、どこも人手不足に頭を抱えているのだろう。

 

資本主義の社会では、国が保有する資産を奪い合うような「合戦」が日々繰り広げられている。

あまり表沙汰にはなっていないが、

同様に「人手」も貴重な資産なのだと思う。

 

自分の担当業務は、

この貴重な資産である「人手」を継続的に補給するということ。

同じ職種のライバル大手よりも、速く、確実にその補給ルートを確保することだ。

 

このネット社会、実際に足を運んでのビラ配りやスタッフ間での紹介を斡旋することのほかにも効率的、且つ大手も気付いていない「突破口」がきっとどこかにあるはずだ。

 

普段は効率重視、スピード重視で仕事をしているが、たまにはこうして熟考してみる時間も必要だろう。

そもそも自分は「速考型」ではなく、「熟考型」だ。

入社してしばらく経ち、だいぶ職場にも慣れ、後輩からも「先輩すごいっす!」と言われることも増えてきたが、実際は仕事の速さはそれほど変わってはいないのだと思う。

「無駄」を省くコツが感覚的にわかってきただけなのだ。

 

パソコンをじっと凝視し、両手を口元の前で合わせて頭を無にする。

人員確保への糸口。

見つかったかもしれない。

 

そこからは速かった。

上司に相談し、さらにブラッシュアップされたアイデアを部長に伝え、経理に「OK」をもらう。

 

「決して焦らず、目の前のことを違った角度から見る」

「手を動かすだけが仕事ではない」

「物事が進まない、上手くいかないように見えても、実際は数手も先を見越しての『静観』というのも仕事の一つなのではないか」

 

こうしてその日を終えるのである。

 

●さらに次の日…

 

天気は雨。

ついに降り出した。

今日はベランダには出られない。

カーテン越しに空を眺める。

コーヒーだけはいつものように温めることはできるので、いつもよりゆっくりとその香りと味わいを楽しんでみる。

こういうときは目を瞑ると、五感が研ぎ澄まされ、さらにその美味さを強く感じられる。

外に出られない分、いつもよりゆっくりと支度ができる。

出勤前に少しだけ本を読みながら、もう一杯だけコーヒーを飲もうか。

 

今日は仕事になかなか身が入らない。

常に仕事にエンジン全開な人は、おそらく未来から来たターミネーターか何かなのだろうと思う。

 

こういう日もあるだろう、自分は人間なのだ。

そう、自分は「人間」なのだ。

 

こんなときこそ、自分は紛れもなく「人間」であることを実感し、確かに人として「生きている」とも感じられる。

 

上手くいくことばかりが人生ではない。

上手くいかないときがあるからこそ「人間」なのだ。

 

目の前のことに集中できないこともあるだろう。

目の前のことに全力になれないこともあるだろう。

ただ、そうした自分を卑下するのではなく、たまには受け入れてやろう。

 

周りから何と言われようと、

「今日は頑張らない日」と決めているのだから。

 

「また、○○忘れただろう!」

「すみません。」

「なんで忘れてたんだ!」

「完全に自分の不注意でした。」

「手が回ってないんなら、ちゃんと相談しろよ!」

「申し訳ありませんでした。」

 

今日は「頑張らない日」だ。

そりゃあ、上手くいかないこともある。

自分が落ち込んだって目の前の仕事はなくならないし、経済も相変わらず世話しなく回り続ける。

「頑張れないとき」に「頑張らない」と決めることも大切なのではないか。

毎日同じように頑張り続けることは、どこかの「ターミネーター人間」に任せよう。

 

自分は人間なのだから、「心」「感情」もある。

上手くいかないときもある。

むしろ上手くいかないときの方が多いくらいだ。

でも、そうしたときにこそ実感できることもある。

 

「悔しさ」「嫉妬」「悲しみ」

「苦しみ」「怒り」

 

それをゆっくりと噛みしめる時間もたまにはいいではないか。

「頑張れる日」にそれを噛みしめている時間はあまりに勿体なすぎる。

「頑張れない日」にそれをむしろ寛容に受け入れられるぐらいの器のでかさを見せてやろうじゃないか。

 

そんな感情さえも自分が「人間」であることを感じさせてくれる。

「人」として生きていると教えてくれる。

ときには落ち込むこともある、

ときには怒り狂いそうになることもある。

ただ、それも「人生」だ。

そんなに生き急いでも喜ばしいことはないのだろう。

たまにはこうして立ち止まって、周りの景色を楽しむ行動も、この人生を少しばかりは豊かにしてくれるはずだ。

 

そう、自分は紛れもなく「人」なのだから。

 

●空模様に心を委ねて

 

はい~。

お疲れさまでした~。(´っ・ω・)っ旦 (お茶)

 

序盤でお気づきの方もきっといらっしゃるのかとは思いますが、この登場人物とは、「僕」のことですねっ!(笑)

 

もし、お気づきでなかった方がいらっしゃるのであれば、

僕の文才の「勝ち」でございます!(`・ω・´)キリッ

 

「空模様に心を委ねて」

 

これは僕の「心の平穏を守る術」でございます。

実は、天気というのは人間の身体に大きな影響をもたらします。

 

「気象病」というのをご存知でしょうか。

 

「天気が悪くなると頭痛がする」

「身体が重くなる」

「気分が下がる」

 

こうした症状が顕著に表れるのが「気象病」です。

おそらく女性の方がこうした症状は出やすいのかもしれませんが、もちろん男性の中でもこうした症状に悩まされている方は多くいます。

最近になって「なんか調子が変だなぁ…」と、急に感じる方も多いそうで、全国でも約1,000万人ほどの患者数が実際にいらっしゃるそうです。

 

この気象病の原因というのは、「気圧の変化」によるものです。

人はだいたい10トンもの重さで気圧を受けていて、その気圧に耐えるために、体内からも同じ強さで圧力を体外に押し返しているのです。

 

すごいですね…!

人間の身体って…!

 

しかし、低気圧や高気圧といった気圧の変化によって、その微妙な均衡が崩れてしまうことがあります。

通常であればその変化なんてどうってことないのですが、ストレスや疲れによって、自律神経の乱れが生じている場合は、さらにそれが目に見えて身体の不調となって現れるのです。

 

つまり、正直この「気象病」というのは自然からの影響であって、遺伝や体質的に自分ではどうすることもできないような部分というのもあるのだと思います。

 

そのため、僕はあえてその「天気」に自分のその日の「体調」や「気分」を委ねることによって、仕事や生活の失敗などの「言い訳」にしているんです。(笑)

 

晴れの日☀ 「頑張る日」

曇りの日☁ 「頑張り過ぎない日」

雨空の日☂ 「頑張らない日」

 

単純なことなのですが、自分のその日の頑張りを天気の気が向くままに任せているのです。

晴れの日であれば、多少の失敗もはじき返すことも、受け入れることもできます。

でも、雨の日はその力がないので、

そもそも「頑張らない」ときめているのです。

 

意外と「頑張らない勇気」って、頑張らないと出せないんですよ。(笑)

ついついムキになったり、集中して無意識的に頑張り過ぎてしまったりすることもあります。

 

あえて僕はそれを「セーブ」しています。

 

昨今、本当に辛いご経験をされている方も多いです。

 

「明日は我が身」

 

もしかすると、明日は僕が苦しんでいるのかもしれません。

こうして僕が文章を綴ることができているのも、支えてくださる方々がいらっしゃるからなのでしょう。

 

重ね重ね、感謝感謝なのです。

 

この暗い世の中です。

常に最新の情報が飛び交い、加速化、効率化が進む世の中です。

ですが、たまには立ち止まってみませんか?

立ち止まって、「空」を眺めてはみませんか?

 

北海道、東京、横浜、埼玉、

名古屋、大阪、長崎、沖縄…

 

ずーーーっとこの空は広くつながっているのです。

みんなこの空の下では同じく「平等」なのです。╰(*´︶`*)╯

 

たまには「空を眺める自由」があってもいいじゃないですか。

そんなに急いでいては、人生損してしまうこともあると思いますよ?

急ぎ過ぎて転んでしまうかもしれません。(笑)

 

僕はこうしてたまに空を眺め、自分自身の心をこの空に委ねているのです。


【あわせてこちらもご覧ください!】

●「男卑女卑の世界: 『平等』と『公平』の矛盾」

●「ようこそ、混沌の世界へ」

●「明鏡止水: 【水の心得】vol. 10」

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